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てんかん患者が日常的に気をつけるべきこと

2019年08月30日

てんかんの場合には、発作の強さや内容は様々ですが、軽い発作であっても発作が起きる可能性があることを自覚して普段から注意することが大切です。
そして、てんかんの患者が普段から最も注意すべきことの1つは、規則正しくてんかん治療のための薬を飲むということです。
てんかんでは、薬を飲むことで発作の発生を抑制する場合が多いので、処方された薬は注意点を守りながらきちんと飲むことが必要です。

また、睡眠不足や疲労、過度のストレスなどがあると、てんかんの発作が起きることがあるので、これらを避けるような生活を目指すことも重要です。
さらに学校や職場の人達にも、自分の病気のことを知らせて、発作が起こったときの対処法を伝えておいた方が良いでしょう。
そうでない場合は、発作を起こした本人が危険だというだけでなく、てんかんの知識のない周囲の人達を過度に心配させたり当惑させる可能性があるので、本人と周囲の人達の両方のために、きちんと知らせておく必要があります。

また、できるだけ1人で行動せずに他の人と一緒にいるようにしたり、発作が起きたときの安全性を考えて駅のホームの端には立たないようにしたり、部屋の中に家具をたくさん置かないようにすることも大切です。
さらに入浴中の発作も危険なので、入浴のときは家族に言ってから入るようにすることをお勧めします。
そして、子どもの場合は、大人と一緒に入るようにした方が良いでしょう。

さらに、運動する場合、適度な運動はストレス解消になって、てんかん発作を防止する可能性があります。
でも、水泳など、発作が起きたときに危険性のある運動がしたい場合には、主治医に相談するなどして十分に注意しながら行うことが必要になってきます。

以上のように、てんかん患者は日常生活でも注意した方が良いことはいろいろとありますが、その一方であまりにも神経質になり過ぎるとかえってストレスが溜まることがあるので、適度な注意を心掛けるようにすると良いでしょう。

てんかん患者の家族が日常的に気にしておくこと

てんかん患者の場合、自分が気をつけることも大切ですが、それと同時に家族が注意することも必要になってきます。
家族が日常生活で気をつけるべきこととしては、患者自身が忘れずにしっかりと薬を飲むように見守るということと、家の中全体を倒れても危なくないような状態にしておくことなどが挙げられます。

また、発作が起きたときには落ち着いて対処することが大切で、適切な対処法については主治医からしっかりとアドバイスを受けておくことも重要です。
なお、普通の場合はてんかんの発作は自然に治まりますが、いつもと違うような発作になっているときは特に注意が必要です。
そして、発作が長く続いたり、短くても頻発するようであれば、すぐに病院に行くようにした方が良いでしょう。

また、子どもの場合は親が学校の先生に、自分の子どもがてんかんであることと、発作時の対処法を知らせておく必要がありますが、大人になっても本人が学校や職場の人に知らせたがらないときは、家族が本人の気持ちを考えながら、周囲の人に伝えるようにすることも大切です。
その場合は担当医に相談し、担当医からということで学校や職場の人に知らせることも可能です。

さらに、てんかんに関することで気になることや、どうしたら良いか迷うようなときは、家族だけで悩んだり考えたりするだけでなく、他の人のアドバイスや意見を訊く方が良いでしょう。
そして、この場合は特に、担当医に相談したり、インターネットなどで似たような家族を持っている人達の体験談を読んだりすると参考になるはずです。

以上のように、てんかんでは本人も家族も日常生活で気をつけた方がよいことがありますが、それらを踏まえた上で普通に生活している患者さんもたくさんいるので、注意点を守りながら満足できる生活を目指すようにすることをお勧めします。