Month: July 2019
てんかんの原因と関係のある精神的障害とは

てんかんの原因は脳によるものです。 脳の状態または疾患が原因と関係があるとされています。 てんかんの発作のパターンは湿疹やけいれんと言った明らかにわかる全般的なてんかんケースでこれは脳全般の異常が急激な発作につながるとされます。 一方軽い記憶障害やぼーっとすると言った部分的なものは脳の一定の箇所のみの異常で発作が起きても自覚できなかったり周囲もわからないケースがよくあります。 この症状には「症候性」と「特発性」があり前者は物理的な頭部の外傷や出生時に仮死状態や低酸素などのトラブルや脳梗塞や脳出血や脳腫瘍やアルツハイマー病など何らかの原因があって起こるとされています。 後者は原因が不明で発作が起きます。 治療ではこの二つと発作が部分的なのか全般的かのどれになるかを選り分けします。 どれに該当するかの見極めが治療するにあたって重要とされています。 てんかんは脳皮質の神経細胞の興奮と抑制のバランスが崩れることによります。 具体的には脳内は神経細胞の間の電気的な流れで情報伝達をしており通常はバランスが取れています。 しかし何らかの原因で脳の神経細胞が傷つくと脳内の電気的なバランスに乱れが生じます。 その結果神経細胞が過剰に興奮し、てんかんの発作が起きるとされています。 てんかんは頭部外傷などの経験があっても発作が起きるとは限りません。 しかし脳内の神経細胞の過剰興奮が一定量を超えているならば脳波検査をすると異常が発生していることが判明します。 ですが1回の検査で診断を確定できないことも多いとされます。 よって3~4回検査を行うとてんかん患者の約9割で脳波異常が確認できると言われています。 発作が起きていればまず脳波の異常が出るとされています。 この異常は脳のどの部分であってもてんかんに関係します。 特に発作に関しては脳の色々な場所に指令を出す側頭葉の一番内側がもっとも発作を起こしやすいとされています。 てんかんの発作にはけいれんが挙げられますがてんかんによるものでなかった場合命に関わるのでてんかんでもなく発作も起こしたことがない人がけいれんを起こした場合早急に検査して原因を究明することが重要とされています。 てんかんの合併症 てんかんは脳の異常による発作の症状です。 よって自閉症などの精神障害を合併症としている場合があります。 自閉症の場合は明らかに行動がおかしい傾向であるため精神障害とわかりやすい症状です。 また学習障害はてんかんの発作により引き起こされるとされます。 注意欠陥多動性障害なども約3割はがてんかんと同じ脳波を出すことが確認されています。 またこれらよりも高確率で発症する合併症はうつ病です。 その特徴としては主に抑うつ状態が起こり慢性的な気分の変調やイライラ感、孤独感、妄想的・被害的幻聴などに見舞われるとされています。 合併症としては頻繁な発作の影響で知的障害を起こすケースがあります。 ただし突発性なものでは一般的には合併症にはならないとされます。 しかし発達障害を合併している場合知的障害も伴うことが多いとされています。 重度の身体障害と重度の知的障害を併せ持つ重症心身障害はおよそ30~60%にてんかんを合併します。 特にほぼ寝たきり状態の重度障害者ではおよそ80%まで増加するとされています。 また発作を起こしている場合幻覚や妄想状態や精神病状態など多彩な精神症状を合併することがよくあります。 またてんかん持ちであること自体も心理的な負担または社会生活で問題を抱えてしまうことが多くその結果うつ状態や不安障害を合併しやすいとされています。 合併症以外でも発作や発作の後に記憶力および記名力障害や言語障害や認知機能障害や自閉症スペクトラム障害(ASD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)と言った発達障害や知的障害や人格変化やうつ病や幻覚・妄想を伴う精神症状または精神病が後遺症になるケースがあります。 特に後遺症の可能性が高いのが知的障害です。 大きな発作の頻度が多ければ多いほど強く障害として残るというデータが報告されています。

2019年07月25日
てんかんかも?と思ったら脳波検査で原因が判るかも

てんかんとは脳の疾患で痙攣などの発作が起こるものです。 てんかんそのものは100人に1人の割合で誰でも発生する可能性がありますが、その種類はさまざまで軽度なものから表面に現れる重度なものまであります。 いずれにしても重度のてんかんの場合には危険が伴うため治療して危険を最大限減らす必要があります。 てんかんの原因としては脳の神経細胞(ニューロン)が過剰に興奮することで制御することができなくなり失神や痙攣などを引き起こします。 脳の情報伝達のために働いているのが神経細胞(ニューロン)で、これには微弱な電流を流すことでスイッチを入れるといった作用があります。 これらが複合的に繋がりスイッチを適切に入れることで身体が動いているわけですが、何らかの理由によりスイッチの切替が過剰に行われてしまい制御できなくなるのがてんかんの原因です。 ただこれは一時的なもので気にならない程度であれば数分程度で収まりますが病気として扱われるてんかんは5分から10分以上続くものはてんかんの重積状態とされます。 発作が収まればもとの状態に戻ります。 発作中は本人は意識がないことがほとんどですが、転倒したり舌を噛むといったことで怪我をする場合があります。 てんかんと思った場合には脳波検査によって原因を知ることができる場合もあります。 ただし脳波検査は複数にわたって行う必要があります。 1回目の脳波検査ではてんかん性異常が検出される割合は4割から5割程度です。 さらに繰り返して検査を行ったり睡眠検査を行うことで検出率は7割から8割です。 必ずしも100%でない理由としてはてんかんが脳の深いところで発生している場合やそもそも正常時は異常波が出ないことがあるためです。 いずれにしても脳波検査は患者が抗てんかん薬を服用したさいにそれが効果を得ているか知るためにも使われ継続的な観察によっててんかんに対して有効な治療が行われているか知ることができ発作を抑えることができます。 脳波検査以外にてんかん患者が受けるべき検査 てんかん患者の検査といえば脳波検査が中心です。 しかしそれ以外の検査も受けておくことが正しくてんかんの状態を知る上では大切です。 脳波検査そのものは頭皮に電極を取り付けて微量の電気を流して行うものですから患者に負担もありませんし痛みもありません。 しかし脳波検査のデメリットとしては普通に生活をしている段階ではてんかんの症状を捉えられない場合があります。 このため長時間の記録や睡眠中の脳波検査が行われます。 睡眠中はてんかんの症状が出やすいためてんかんであるかを知ることができます。 一方で脳波検査はあくまでも脳波の状態から異常がないか調べるというものですから検出されないケースもあります。 このため費用は掛かりますが受けておくべき検査としては、血液検査・尿検査、脳画像検査があります。 血液検査・尿検査の場合にはより精密に原因を知るために行われ血液に含まれる成分などにより原因を特定することができます。 脳画像検査はCT検査またはMRI検査によって脳の状態を観察するものです。 特にCT検査は短時間で出来るメリットがあり脳の石灰化を検出することができます。 この石灰化は異常が起こってる証拠であり脳の部位によって治療薬も変わってきます。 MRI検査はCT検査よりも時間が掛かりますが、より精密な検査をすることができるため特に難治性のてんかんでは必要不可欠な検査となっています。 なお、診断では使われませんが手術療法を考えるさいに行う検査にSPECT検査があります。 CT検査の一種で脳の血流を測定したり抑制性伝達物質の状態を知ることができ、てんかんの病巣の部位や状態を知ることができるので手術を行うさいの重要な情報となります。

2019年07月10日